安い利
西暦1998年12月、総理府（当時）の内部部局ではなく外局として国務大臣をその委員長と定められた新しい組織、金融再生委員会が設置され、金融監督庁(金融庁)は2001年の中央省庁再編までの間、金融再生委員会の管轄下に約2年半置かれていたのである。
信用格付機関（ムーディーズなどが有名）の格付けの長所は、難解な財務に関する資料等を理解することが無理でも格付けが公表されているため、金融機関の財務状況が判別できるところにあります。ランキング表を使えば２つ以上の金融機関を比較することまで可能である。
結論、「重大な違反」なのかそうでないのかは、金融庁が判断をすることなのだ。ほぼ全てのケースでは、軽微な違反が非常にあり、その作用で、「重大な違反」判定するものなのです。
銀行を表すＢＡＮＫという単語はあまり知られていないけれどイタリア語のbanco（机、ベンチ）という言葉に由来すると言われている。ヨーロッパ最古である銀行の名は15世紀の初め（日本は室町時代）に当時のヨーロッパで台頭していたジェノヴァで生まれたサン・ジョルジョ銀行であるという。
【用語】ペイオフとは？⇒予期せぬ金融機関の経営破綻が起きた場合に、預金保険法で保護することとされた預金者（自然人又は法人並びに権利能力なき社団・財団）の預金債権（預金保険法の用語）に、預金保険機構が保険給付として預金者に直接支払を行う事です。
このため我が国の金融・資本市場における競争力を高める為に行われる緩和のほか、金融規制の質的向上が目標とされた取組や試み等を積極的に実行する等、市場環境と同時に規制環境に関する整備がどんどん進められているのです。
一般的に株式を公開している企業なら、事業の上で必要になることから、株式の上場だけではなく社債も発行するのが普通。株式と社債の一番大きな違いは、返済義務があるかないかであるから注意が必要。
要は「金融仲介機能」や「信用創造機能」そして「決済機能」の３つの重要な機能についてを銀行の3大機能と言い、これらは「預金」「融資（貸付）」「為替」の基本業務だけでなく銀行自身が持つ信用力によってはじめて実現されていることを忘れてはいけない。
一般的に金融機関の格付け（能力評価）について。ムーディーズなどで知られる格付機関によって金融機関を含む国債を発行している政府や、社債などの発行会社に関する、債務の処理能力などをアナリストの意見をもとに一定の基準に基づいて評価するのだ。
【解説】バブル経済（日本では80年代から）について。不動産や株式などといった時価資産の市場価格が行き過ぎた投機により実際の経済の成長を超過してもさらに高騰し続け、最後は投機によって持ちこたえることができなくなるまでの経済状態。
難しいけれど「ロイズ」っていうのは、ロンドン中心部のシティ（金融街）の世界的に有名な保険市場を指すと同時に制定法に定められた取り扱いで法人とされた、ブローカー（保険契約仲介業者）およびそのシンジケート（団体や組合）が会員である保険組合そのものを指す場合もある。
覚えておこう、FXとは、簡単に言えば、補償金をもとに外国の通貨を売買することで証拠金の何倍もの利益を出す比較的はじめやすい取引のこと。ＦＸは外貨預金や外貨MMFなどと比較して利回りが高いことに加え、為替コストも安い利点がある。身近な証券会社やFX会社へどうぞ。
中国で四川大地震が発生した平成20年9月15日に、アメリカの大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズが突如経営破綻したというニュースがアメリカから発信された。この誰も予想しなかった大事件がその後の全世界を巻き込んだ金融危機のきっかけとなったのでその名から「リーマン・ショック」と呼ばれることになったと言う経緯がある。
覚えておこう、保険とは、偶然起きる事故により生じた主に金銭的な損失に備えるために、制度に参加したい多数の者がわずかずつ保険料を出し合い、集めた積立金によって予測できない事故が発生した者に掛け金に応じた保険金を給付する仕組みなのだ。
平成10年6月、大蔵省の金融部局である銀行局や証券局等の所掌する業務のうち、民間金融機関等の検査・監督事務のセクションを区分して、当時の総理府の内部部局ではなく新しい外局としてのちに金融庁となる金融監督庁ができあがったという。
